デンマーク留学記

コペンハーゲン大学で研究インターンシップしてます

食事〜食材編〜

食事〜食材編〜

デンマークは世界最高レベルの物価の高さで有名であり、コンビニを含め、外食は非常に高くついてしまう。つまり、学生は毎日自炊をしないとやっていけない。

私は、昼間は学食、朝夜はテキトーに自炊というスタイルだが...

デンマークに来て約1週間、すでに米不足が甚だしい。学食には米らしきものはあるのだが、パサパサしていて美味しくない。というか、あれは米ではない。

あの味と食感をたとえるならば、無人島0円生活でよゐこが小麦粉をちねって作った米らしきもの...。パサパサしているだけでなく、妙に小麦粉っぽいんだよなあ。

 

スーパーにはもちろん米は売ってないだろうし...あっても鍋でご飯を炊くのは大変だし。日本から持ってきた即席飯は3つしかないので、大事に食べるよう…

とかなんとか考えていたのだが、

なんと!スーパーで米が売られていた!

しかも結構種類豊富。

パック式でお湯で炊けるものもあったので、試しにそれを買ってみた。どうせなら…と普段食べることのないタイ米ジャスミン米を購入。

しかし、これが炊いてみるとなかなか湯加減が難しい。加熱が足りなかったようで...

初回の出来は、「おかずの味を中和するだけの存在」でしかなかった。まだまだ「単体で主役を張れる存在」には程遠い。とはいえ、残った冷ご飯を使ってチャーハンを作るとちょうど良い感じに。タイ米はパラパラしているのでチャーハンに適しているようだ。

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ジャスミン米はタイ米の頂点に君臨する存在らしい

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袋ごとお湯に浸して炊く

 

 

さて、こちらは、コペンハーゲン中心地でたまたま見かけた市場で安売りされていた苺。

一見して日本の苺と変わらない見た目で、甘美そうな顔をしておきながら、見掛け倒しで全然甘くなかった。デンマークの苺が元来こういうものなのか、はたまたジャム用か何かの品種だったのか...。しかも真っ白いカビが生えているものもあって幻滅した。

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見掛け倒しの苺

意外と安くて驚いたのは、バナナ。一本あたり2DKKで売られていた。しかもちゃんと甘くて美味しい。これは毎日一本食べたいレベル。

 

デンマークのスーパーで常々感じるのが、みんなテキトーだな!ということ。

包装が雑で中身が漏れていたり(瓶でも漏れていたりするから驚き)、埃のかぶった商品が平気で並べてあったり、野菜や果物はよく選んで買わないと品質がよくないものも多いし...などなど。

良くも悪くも、日本みたいな客が神様みたいな観念はまったくないだろうし、細かいことは気にしないし...誰も文句を言わないからこそ、なんだろうなあ。

日本のクオリティの高いサービスは、日本人のワーカホリックぶりにもつながっている思うので、一概にはいいとは言えないけれど。

でも、やっぱり、日本は快適だよ。

 

食事については、まだまだこれから学ぶことも多い。確かに物価は高いのだが、ものによっては日本よりも安く売られている商品もあるということがわかってきた。

とりあえず私は米が手に入ることがわかったのでしばらく安泰。

 

最後の写真は Nørreport Station の近くの生鮮食品店にて撮影。

次回はそのNørreport Station 周辺を散策した話などを書けたら...と思う。

 

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