デンマーク留学記

コペンハーゲン大学で研究インターンシップしてます

観光~フレデリクスボー城 (Frederiksborg Slot)編~

先日、Frederiksborg Slotに行ってきたのでその記録。

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他にもいくつかお城は訪問済みなのだが、個人的にはFrederiksborg Slotが随一かもしれない。

 

入ってすぐのところに噴水がある。仕方ないが、一部改修中の箇所があるのは少し残念。

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これが正面からのFrederiksborg Slot !

写真だとやっぱり見劣りするので実際に見に行くべき。

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早速余談だが、チケット販売受付の隣にちょっとした休憩スペースがあり、そこに珍しいコーヒーマシン(自動販売機)があった。

 

 

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10krのコインしか使用できないらしいが、観光地でこの値段はかなり良心的だ。英語表記なのもありがたい。

手持ちのコインは20krしかなかったので、受付のおじさんにコーヒーが飲みたいから10krに替えてほしいと頼むと、快く両替してくれた。

ドリンクは色々と種類があったが、無難にカフェラテをチョイス。味はミルクが多めで私好みだった。


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城内見学前に荷物を預けたと思うが…コインが必要だったのかどうかの記憶がない。というのも、この週に怒涛の城・美術館巡りをしたので他の場所での記憶と混同してしまっている可能性が高いのだ。

ただ、色んな場所を巡ってわかったのは、コインが必要なロッカーと必要ないロッカーがあるということ。コインが必要な場合にはさらに、10krの場合と20krの場合の2種類がある。コインを入れて尚且つ鍵を閉めるので、その鍵を紛失しないように。また、荷物を回収した後コインは戻ってくるので取り忘れないように。聞いた話によると、この手のロッカーのコインの回収し忘れを狙って、探してまわる子供がいるとか。日本でも自動販売機のおつりを確認してまわる子供がいるのと同じだな…漫画『団地ともお』にそういう描写があったことを思い出した。

 

一方、コインが必要ない場合は、鍵のみもしくは自分で暗証番号を設定するタイプ。経験上、注意が必要な暗証番号設定のコインロッカーはSMKだけ(以前のブログ参照)。

 

ちなみに、コインは貸してもらえる場所も多いので、もし持っていなかったら受付で頼んでみるべし。何も言わなくてもチケットを購入した際にイミテーションコインを渡してくれる場合もあるし、コインを持っていなかったために本物のコイン(現金)をレジから貸してもらっている人も見かけた(確かHirschsprung Collectionにて)。

 

話が脱線しすぎた。

繰り返すが、フレデリクスボー城の見応えは他の城と比較しても随一だと思う。城内はもちろん、外観とそのロケーション、庭園…すべてが素晴らしい。城内は時期によっては見学できないらしいので要リサーチ。

 

まずは、城内の写真を...。

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この床、映画『シャイニング』の絨毯っぽくないですか


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Frederiksborg Slotに限らず、天井画廊がつくれそうなくらいどの部屋の天井も凝ったつくり。

 

記憶が正しければ、以下は地下での写真。


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城内だけでなく、外の庭園?も異次元だった。


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外観…池に囲まれているのだが、この池の下に降りて行けそうな感じ、わかりにくいたとえだが、ゲームのキングスフィールドを思い出した。

 

 

 

どこから見ても素晴らしい…。

冬に来れば庭も映画『シャイニング』っぽいだろうな。

この庭園?は誰でも入れるので散歩コースにしている人も多いようだ。


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この日は結婚式を挙げる様子を目撃。こんなところで式が挙げられるのいいなあ。

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とまあ写真では伝えきれないのだが、とにかく何度でも訪問したい場所。

コペンハーゲンからは電車で40分ほどと距離はあるが、デンマークを訪れたならぜひ。

デンマーク住民登録~CPRナンバー取得/NemID登録~

デンマークでは滞在許可を取得していると、CPRナンバーを申請することができる。これがあると、医療機関や公共機関などでデンマーク人と同じ待遇を受けられる。

CPRカードは、コペンハーゲン市内滞在(在住)の場合はオンライン申請ができる。必要なものは、主に以下の3つ。

*パスポート(顔写真が移っているページのみアップロード)

*residence permit (すべてのページをアップロード)

*居住証明書(housing confirmation or rental contract or hotel payment receiptをアップロード)

 

オンラインでの申請が完了すると、2週間以内にメールで何らかの返事(追加の書類が必要 または International houseに来い という返事)をしますという内容のメールを受信(オートメール)。

ちょうど一週間後、メールがきた。内容は、「追加の書類が必要。あなたのhousing confirmationの住所は有効ではない。」というものだった。

 

え!?まじか!?

......

グーグルマップで確認したところ、確かに入力した住所が間違っている。でもこのhousing confirmationを書いたのは私じゃないし知らんがな...。そこで現地でお世話になっている教授に相談すると、

「そのconfirmationを書いた人は今いないので、既に書いてあるsignatureは書き直せない...その書類の間違ってる部分を斜線で消して修正して提出したらいいよ!」

一応書類だし、そんな訂正印もなしに勝手に書き直していいんですかい?とは思いながらも斜線で消して正しい住所を書き足して再提出。すると数時間後には「申請が処理されました。申請を finalizaするから必要書類を持って International House に来い。」というメールを受け取った。さすがデンマーク...(笑)

 

必要書類はオンライン申請で使用した3つと同じ。すべて原本を持って行った。時間帯にもよるかもしれないが、結構人が多くて20人くらい順番待ちをした(整理券番号を発券して自分の番号が呼ばれるまで待つ)。とはいえ、呼ばれたときにいなければ自動的に飛ばされるし、窓口はいくつかあるので結構すいすい進んで、結局待ったのは20分くらい。

私の担当者は番号が、とてもゆっくりはっきりとしゃべってくれる感じのいいお姉さんで、何も問題なくfinalizeが進み、5 -10分くらい無事CPRナンバー通知書を受け取った。Health insurance card (Yellow Card)とresidence permit cardは後日(2週間弱)郵送(4通の封筒)で届いた。これで紙切れのresidence permitを持ち歩かなくて済むし、病院にも行ける!

ちなみに、ポストに自分のフルネームを書いておかないと郵送書類が届かないので注意。

 

さて、次はNem IDの登録。

NemIDとは、デンマークの電子ユーザーIDかつ電子署名で、行政サービスや一部民間サービスで利用する。これがあるとdesital postを開設したり、各種オンライン申請ができるようになる。

NemID – self-service on the Internet

NemID is a common secure login on the Internet, whether you are doing your online banking, finding out information from the public authorities or engaging with one of the many businesses that use NemID.

 

短期滞在の場合は特になくても困らないのだが、一応申請することにした。

 

コペンハーゲン滞在の場合、あらかじめ近所の Citizen Service Centreでオンライン予約をする必要がある↓

http://www.international.kk.dk/nemid

 

予約番号をもって当日自分で指定した時間にCitizen Service Centreへ。

NemIDの公式サイトにあるように、NemIDはuser ID、password、code cardの3つから成る。

NemID consists of a user ID, a password and a code card containing codes (one-time passwords). When you log on, you first enter your user ID and password and then a code from your code card.

当日受け取るのは、user ID(9桁)通知書と、厳重に綴じ込みされたpassword(6桁)の2つ。code card とは、4桁+5桁の数列が132個記載されているカードで、このカードのみ後日(一週間ほど)郵送で届く。

なお、NemIDのactivationは自分でネットでしなければならない。公式サイトに丁寧にやり方が書かれているので、よく読んでその通りにすれば登録できる。

ここで注意すべきは、NemIDをactivationするのはcode card が手元に届いてから、ということ。せっかくCitizen Service Centreへ赴いてNemIDを発行してもらっても、このカードがないとactivationできないし、activationしなければNemIDを登録したことにはならない。

 

郵送に時間がかかることもあって、結局すべての登録を完了するのには1ヶ月弱かかった。

とはいえこれで一安心...。

 

NemIDについてはこちらの公式サイトから確認を↓

NemID self-service

 

 

今回のアイキャッチ画像は、たまたま見かけたサギの写真。かなり近づいても全く逃げなかった…!

 

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美術館散策~SMK編~

デンマーク国立美術館と呼ぶべき、

SMK(Statens Museum for Kunst) -The National Gallery of Denmark に行ってきた。

 

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入り口は回転式ドア。

デンマーク(に限らないかも?)は結構この回転式ドアを導入している施設が多い。

今や日本では事故が原因で絶滅危惧種となったが。

 

チケットを購入すると、チケットではなく写真のようなシールを渡される。

なるほど日付が印字されている。

このシールを見える位置に貼って巡れということらしい。

実際に確かめたわけではないが、恐らくこのシールさえなくさなければその日一日は出入り自由なのだろう。

 

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館内には至る所に係員もしくは学芸員がいて目を光らせている(気のせいかもしれないがとても視線を感じた)。

私は何も知らずリュックを背負って展示室に入ってしまい、係員にロッカーに荷物を預けるよう指摘された。ロッカーは地下にあるのだが、ここで私は大きなミスを犯す。

ロッカーは自分で暗証番号4桁(数字は0~9)を設定して使う無料のタイプ。ちゃんと英語でも使い方が明記されているのだが、そこに書かれていない重要な注意点が存在する。私は深く考えずに使用して痛い目に遭った。

よく観察すればわかるが、定期的(10秒おきくらい)に赤いランプが点灯するのだ。でもって、番号を入力するとその度に青いランプが点灯する。

ここまでで勘のいい人ならすぐに気づくだろう。

この赤いランプが点灯すると全ての入力がリセットされるのだ。

最初に暗証番号を設定する際には、一度赤いランプが点灯した後かつ次に赤いランプが点灯する前に全て入力し終えないといけない。

私はどうも、番号を設定する際に途中で赤いランプが点灯してしまったらしい。それに気づかず、ロック設定が終わったと勘違いした。

しかもその後すぐ、一応その番号で開くかどうかすぐに試してしまった…と思うのだがその辺りからあまり記憶がない。

仕組みに気づいた後で色々試したが、そもそもどの番号で登録されたのかも不明だし、設定の際に間違えて見当違いの番号を押してしまった可能性も否定できない。

さて困った。

1万通り全て試すのはさすがに勘弁してほしい。

とりあえず自分の思っている番号の組み合わせ(番号がズレた可能性が一番高いと思った)を全て試してみたがどれもダメ。

……

愚かなことこの上ないが、仕方ないので係員に相談することにした。

係員のおじさんに状況を説明したところ、ロッカー自体の場所はわかるか?と聞かれ、その場所までついてきてもらった。このロッカーだと伝えると、何やらボタンを押して、いとも簡単にロッカーを開けてしまった。

まじか!!!

心から感謝した。こういうときの幸福感、プラマイゼロなんだけど絶大だよね。

いやあもっとすぐ相談すればよかった。おじさんの落ち着きぶりから判断するに、こういうトラブルは少なくないのかもしれない。いや、そんな馬鹿な人はいないか...。

それにしても、係員はすべてのロッカーを開けられるということになるがそれは……?

 

気を取り直して、今度はちゃんと番号を設定して荷物を預け、再び展示室へ。

なんと驚くべきことに、どこでも写真撮影OKらしい。しかもフラッシュもOKと言われた。

というわけで展示室内の写真の一部を載せておく。

 

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やはり椅子がオシャレ

 

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これらの写真はあくまで一部なので、

常設展示と特別展示を合わせると、展示内容がとても多い。

そして4か月ほどの特別展示のために毎回こんなパンフレットを作っているのか...すげえ...。

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左は特別展の説明パンフレット、右は館内MAP

今回 (2019/08/24~2019/12/08) の特別展示は19世紀デンマーク黄金時代の画家(Christen Købkeら)の絵画がメインだった。風景画や肖像画などの油絵で、いずれも非常に緻密に丁寧に描きこまれた作品が多い印象。

常設展示は、ヨーロッパの画家(1300~1800年代)、デンマークおよび北欧の画家(1750~1900年代)、フランスの画家(1900~1930年代)、デンマークを含む国際的な画家(20世紀以降現代まで)の作品。膨大な作品数である。

近世から現代アートまで全部ちゃんと見てまわるなら、一日かかる。18時まで開館しているのはありがたい。

常設展示の方はあまり人気がないのか、過疎化していた。混雑しすぎて作品ではなく人の頭を見にきているのかと思うような美術館や特別展示も少なくない日本の事情を考えると、なんて理想的な空間なんだ…素晴らしい…美術館はかくあるべき。

それにしても贅沢なひとときだった。

 

ちなみに作品展示室以外の広間はこんな感じ。

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階段を降りると戦闘イベントが始まるラスボス感満載

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実はこのラスボス、中に入ることができる。

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中には椅子がある

 

SMKにはショップとカフェが入っている。カフェすらも外の光が差し込むお洒落な空間だったが、今回は利用していない。

 

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最後にショップでポストカードなどを購入し、SMKを堪能した。

 

しかし、ほかにも行きたい美術館は博物館はまだまだある。

今回はここらへんで。

それではまた...。

 

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København Hovedbiblioteket(図書館) ~隣接カフェ(Democratic Coffee)で一息~

 

買い物の合間に、図書館に立ち寄ってみた。

ここKøbenhavn Hovedbiblioteket(Copenhagen Main Library)は、コペンハーゲンで最も大きい図書館らしい。

 

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入口正面、中央にエスカレーターを構えている。荷物が重かったので館内を散策はできていないが、古くなった蔵書をセールするワゴンを見つけた。

 

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1冊10DKKだから結構安い。

ただ、一瞥した限りではどれもデンマーク語。

今度余裕のあるときによさげな絵本を物色したい。

 

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さて、その図書館の隣にはカフェが入っている。

Democratic Coffeeという名前だが、値段は全然庶民的じゃなかった。

ひとりでデンマークのカフェに入るのはこれが初めて。

クロワッサンが美味しいというネットの情報を頼りに、アーモンドスライスがたっぷり乗ったクロワッサンを選択(プレーンなクロワッサンは見つからなかった)。他にも美味しそうなパンやデニッシュが並んでおり、値段さえ気にしなければ全部買いたかった。ドリンクはカフェラテ。

このカフェラテ、注文してから作られるのだがそれにしても結構待たされた。これはまあ仕方ないんだけれど、クロワッサンを前にして「待て」を食らう犬の気持ちがわかる時間だった。

しかしなんとも贅沢な(主に値段的に)おやつタイム。某バックスコーヒーがかわいく見える。

とはいえ、クロワッサンの味は想像通りめちゃくちゃ美味しかった。バターとアーモンド風味たっぷりでちゃんと甘いんだけど、甘くしときゃいいんだろみたいな投げやりな味ではないのがよい。

これは地元のパン屋のクロワッサンと同じ系統の味で、あれをあの値段で食べられるんだから日本はいいな…ありがたいことだ。

 

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手頃な値段だと何度も赴いてしまうので、そういう意味ではよいかもしれない。

なんせこちらにいる間は、体重を計測する機会がないので...。

 

それでは、また次回。

 

コペンハーゲン観光~Rundetaarn(Round Tower)編~

今回はRundetaarn (Round Tower)に行ったときの記録。

そんなに高い建物ではないため、何気なく歩いていると見落とすかも。

らせん状のスロープを登っていくという珍しい構造で有名。

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下から全貌を見上げた様子


入ってすぐのところに構造の説明図がある。パンフレットは多言語に対応しているが、さすがに日本語のものはなかった。


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写真だとわかりにくいが、終始らせん状のスロープになっている。

とはいえ、最上部だけは狭い階段になっていた。

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この写真はタワーを下りたときのもの

タワー屋上からの景色はこんな感じ。

天気のいいときに行くのがよい。

ちなみに、この日は異常に風が強かった。


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最後に、こちらはNiels Bohr像前にて撮影。

ボーア半径やボーア磁子の名前でおなじみの、あの偉人。コペンハーゲン出身でノーベル物理学賞を受賞している。全然関係ないが、意外と長命。ノーベル賞は生存していることが受賞条件だから、これは結構大事なポイント。まあボーアは単純計算で37歳?のときに受賞しているみたいだが。

この写真ではなんだかとても平面的に見えてしまうが、ちゃんと立体的な像である。


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今回はこのあたりで。

それではまた後日...。

 

Irmaスーパーマーケット

デンマークで有名な、Irmaという名前のスーパーマーケット。スーパーマーケットとはいっても全体的に価格帯はかなり高めで、日本でいうとデパ地下の食料品店みたいな感じ。テーマカラーは青色で、女の子のイラストの看板が目印。

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まず狙うは巷で有名なIrmaちゃん印のトートバッグ。思ったよりサイズが大きくて、丈夫なつくり。実際に買い物バックとして使っている人も見かけた(まあそれが本来の使い方なんだろうけど)。ちゃんと両面に刺繍が入っているのも嬉しい。

実は日本でも購入できるのだが、デンマーク現地で買うと圧倒的に安い。これは購入の一手。

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店内を歩き回っていて目に付いたのは、一口サイズのクッキー。繰り返し密閉できる蓋つきパックなので、一度開封しても乾燥しにくいのがありがたい。

いい意味で「The・素朴」。あっさりした味わいで食感はサクサク系…まさに私のストライクゾーンにドンピシャのクッキー。こういう「余計なものは入れない」自家製スタイルのバタークッキーって日本だとなかなかないんだよね…。そもそも日本ではバターを使っている市販のお菓子がほぼない。だいたい良くてマーガリン、酷いとショートニングファットスプレッド。日本でもトランス脂肪酸を規制してほしい。

 

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デブへの確実な近道へと誘う魔のクッキー

あともう一つ言わせてもらうと、近年は「摂取カロリーは減らしたいけど甘いものは摂取したい」という阿呆みたいな意見が消費者の総意かのような商業戦略ばかり。人工甘味料ブドウ糖果糖液糖はうんざり。あの嫌な甘みは求めてないんですよ…美味しくない。

 

 

さて、こちらは日本では近年あまり見かけないジャンピングタイプの折り畳み傘。意図せず開いたりしたら確かに危ないけど、まあそこは自己責任というスタイルが海外らしくていいね。紺色で地味...かと思いきや、広げると無数のIrmaちゃん...!折り畳み傘は日本から持ってきていたのだが…気づくとカートに入っていた。

 

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こちらはお手頃価格のタブレットお菓子。缶がほしくて購入。

大きいピンキーみたいな感じ。

味は全部で3種類あり、直訳するとレモンラズベリー味かな?実際に食べた感じは、レモンっぽかった。

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最後に、レシートがこちら。

レシートにまでIrmaちゃんマークを忘れないIrma。さすがです。


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他にも、コーヒーや紅茶、布巾など…Irma印の商品は枚挙にいとまがない。お土産になりそうなものも多いし、デンマークに行ったら一度は訪れたいスーパーマーケット。

 

今回はここらへんで。 

それでは、また後日…。

Nørreport station 付近でお買い物

デンマークから日本にポストカードを送るには~

 

先日、バスを利用してNørreport station(コペンハーゲン中心地)まで行ってきた。

デンマークのバス料金の支払いにはクレジットカードが使用できず、現金だと細かいお金を用意しないといけないらしい(旅行者にはシビア)ので、長期滞在するならばプリペイドカードを購入して使うのが賢い。その名もRejsekort(ライサコート)。

このカード、実は3種類あって各々特性があったり、最低70DKKチャージしておかないと利用できないし、チェックアウトし忘れると大損する...などなどの複雑さやデメリットもあるのだが、ちゃんと理解して気を付けて使用すれば、バスや電車が簡単に、かつ割安で利用できる。ただし、最初のカード自体の購入手数料などを考慮すると、短期旅行ならばコペンハーゲンカードやCity Passなどを利用するべし。

 

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バスの車内

バスの案内アナウンスはすべてデンマーク語だが、モニターでも行先を確認できるのでありがたい。

ちなみに、バスや電車の時刻や路線が簡単に調べられる超絶便利なアプリは

Rejseplanen

で検索検索ぅ~ !

 

さて、ポストカードは店で見かけて衝動買い。お店によって同じものでも多少値段が違ったりするので、損をしたくなければ何店舗か見てから購入すべし。

写真では伝わりづらいが、どれもすごい綺麗で、しかもかなりお手頃価格。また買いに行こ。

 

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衝動買いしたポストカードたち

 

デンマークから日本にポストカードを郵送しようとすると、切手が必要。切手はポストカードを売っていた店でも購入できたし、比較的どこでも手に入る。

ただし、店によっては30DKKの切手が32DKKで売られていたりする。30DKKの切手は30DKKで買いましょう。

 

郵便窓口?的なところで聞くと、日本に送るには30DKKの切手が要るとのこと。デンマークの公式郵便サイト?(postnordと言うらしい)で確認したところ、間違いなかった(写真は見切れているがJapanを選択して調べた結果↓)。

しかしエアメールとはいえ、なんで切手がこんなに高いんだ...とほほ。

 

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日本に送る場合は30DKKと書いてある

30DKKの切手のデザインは、ヴァイキングの宝石とアートをモチーフにしていて全5種類。

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30DKKの切手のデザインはヴァイキング...といった説明が書いてある

 

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実際の切手デザインはこんな感じ

 

日本郵便といえば赤のイメージだが、こちらでは綺麗な水色。ただし、ポストは赤のものが多い。 

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Nørreport station から歩いていける範囲に観光地やお店が集まっている。観光地についてはまた後日記録したい。

H&MユニクロZARAやノースフェイス...といった日本でよく見かける店舗もある。

セブンイレブンについては、中心地に限らず結構どこででも見つかる(ただし、日本のそれとは品揃えや雰囲気が全く違い、名前が同じだけの別物と言ってもいい)。

 

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そして最近は日本にも上陸してきていて知名度の高い Flying Tiger もちゃんとあった…!

それから蚤の市や生鮮食品店があるのも魅力かな。

ただ、中心地に近いほど物価が高かったりする。多分事情に疎い観光客を狙っての商法。同じIrmaでも店舗が違えばトートバッグの値段が違ったのは衝撃だった…。

次回はそのIrmaスーパーマーケットについてまとめたい。

 

というわけで、Nørreport station 付近散策の話というよりは、ポストカードや切手の話になってしまったが...今回はこのあたりで...。また後日。